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日記240806

枯れたからだはなにを書けるか。欲もない。訴えもない。声すらもたない。しかしながら記述したとたんに立ち現れるこの目線に感じる不気味な距離。これはいったいだれだ。まいにち会うしらないひと。どこかを見ている。振り払う。まだ見ている。異物が血管を伝う。死んでいる空間だけをここに。

カテゴリー: 日記