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日記210419

 昨日、GUのオンラインストアで、労働時に着れそうなジャケット、パンツ、シューズを注文した。指定できる配達時間のうち、いちばん遅い時間帯が十九時から二十一時だったからそれを選んだ。今夜届く予定だった。十九時半頃に帰宅すると、部屋の扉にはすでに不在票が挟まっていた。不在票には、十九時〇一分に訪れたと記録が書かれている。なんとなく二十時頃に届くかなと思い込んでいた。不在票に載ったQRコードから再配達依頼の手続きへと進み、届け日をつぎの土曜日の午前中に指定する。
 その一時間ほど前、帰りの電車のなかでは強い眠気に襲われて、席が空いて、着席した途端に、読んでいた本の文字が見えなくなり、そのまま目をつむるに至った。たまに電車のなかで気を失ったみたいに眠ってしまうことがある。昨晩に、アロマキャンドルに火をつけて、消さずに眠ってしまった。火事の危険があることはもちろんだが、部屋が明るくなってしまったことや部屋の酸素が薄くなってしまったことに影響されて、眠りが浅かったように思う。今朝の目覚めは快調とは言いがたかった。今朝、起きる直前まで夢をみていた。芸人を名乗るひとにネタを叩き込まれ、そのネタをまもなく壇上で披露させられるという夢。二度の出番が用意されていて、一本目を難なくこなす。ほかの何名かの役者の芸を挟んで二本目の出番が近づいてくる。出番待ちのわずかな時間に教わったネタをすっかり忘れてしまい、出番直前に慌ててメモ帳を見返して再暗記をしようとする。焦る気持ちに追い立てられるように目を覚ます。頭が真っ白な状態で舞台に上がらずに済んで安堵した。時計を見るといつも身体を起こしている時間を数分過ぎていて、目覚ましのアラームを設定し忘れていたことに気づく。慌ててベッドを抜け出す。身体を起こす前から掛布団は横にずれ落ちていて、もうあたたかくなってきたのだから、冬用の布団は片付けてもいい頃合いだ。あすからまた気温が高まるらしく、今晩は毛布だけでもいいのかもしれない。インスタグラムを開くと高校の頃の同級生が自撮り画像を上げている。隣の席だったこともあるが在学中にろくに話をした覚えもない。電車で隣に立っている白髪の男のひとは、ソーシャルゲームに熱中している。ゲームが順調に進まないのか、舌打ちをしたり声を荒げたりして苛立ちをあらわにしている。電車を降りたあとも、おおきな怒声をあげていて、周囲のひとたちは音のする方に一瞬目を向けたのち、改札へ向かったり電車を乗り換えたりする。ひとがつくる流れといっしょに改札へ向かう。帰り道、すこし肌寒くて腕を組みながら歩いていると、向こうから歩いてくるひとも腕を組んでいる。あすは気温が上がるらしい。雨が降っていたのはきのうだったかおとといだったか忘れた。自宅のまえに着いて、扉に宅配便の不在票が挟まっているのを見つける。

カテゴリー: 日記