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日記210502

 午後から友人宅へ遊びに行く予定があり、手土産でも持参しようかと思って駅近くにある青木屋という菓子屋に行くと、柏餅が売っていたから買った。そこで目にするまで端午の節句に柏餅を食べる風習があるなんてことは微塵にも頭になく、ネットで調べてようやく柏餅と「こどもの日」とが関連していることを思い出す。商品として売られていたものをただ買うだけのことは、歴史や文化や風習などにどの程度与することになるのだろう。京王線に乗って、平山城址公園で降車する。空は青く、陽も暑い。友人宅へ向かう途中の橋の上でつい立ち止まり、空の写真を撮った。歩くさなかで一度立ち止まったときに、心なしか生じる違和感が、かえって少し心地よく感じることは多いが、実際に立ち止まる機会はそう多くない。たまには立ち止まって周囲をぐるりと見渡してみたい。そんな思いはいつもすぐに忘れてしまう。空の写真を確認して、ここ数日見ているウェザーニュースの、空の写真投稿コーナーのことを思い出す。

カテゴリー: 日記