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日記210618

 賞与面談。近々正社員として雇用できれば、と話が出る。そちらの心づもりを後日確認させてほしいとのことだった。じぶんの暮らしを続けるために世に迎合しながら労働に従事することと、世の中をひっくり返す、とまでは言わないが、どうにか社会が変わらないだろうかと学び、考え、運動を志すこととをどう折衷すればよいのだろう。もしくは周囲のひとたちは、どう折り合いをつけていまの日々を送っているのだろう。後者に関して具体的に何ができるのか、何をできるのかの見当を定めることからきわめて困難である一方で、前者に関しては与えられた(生活や人生における)タスクを着々とこなすだけでよく、懸命に過ごす日々は他人との関与から保守性を生じさせる(たとえば家族がいるひとなら、自らの人生は家族の人生でもあり、他者との関与が希薄な者と比べて無茶な言動・活動に身を投じづらくはなるだろう)。時間の経過で自然と手懐けられてしまう仕組みである以上、あえてその仕組みのなかでは困窮する立場に身を留めておく方がじぶんには向いているようにも思うが、無謀な反抗心もそれはそれでおそらく何をももたらさない。そしてこうした意識を生じさせているのは反抗心なんて立派なものではなく、根本的な気質が天の邪鬼なだけだ。

カテゴリー: 日記