疲れがとれない。できれば外に出ずひとと会わず一週間ばかり自宅にこもっていたいところだが、雇用契約を結んでいる以上そうもいかない。外に出るだけひとと会うだけで筋肉が強張って極度に疲れてしまうこのからだは生存するのにあまりに向いていない。そばにいて安心できるひと、というのはなかなかいない。知らない誰かが書いた本を読むときはこんなにも安心するというのに。安心先を増やしたくて、にぎにぎすると柔らかくて気持ちがいい玉みたいなのを買った。二個買ったから両手でにぎにぎしている。からだの力みが吸い取られていくような感覚がある。両手でにぎにぎしているあいだはMacやiPhoneの操作もできないから、無駄にネットを眺めてだらけて過ごしてしまうことの予防にもなるだろうか。まいにち日中に強烈な眠気に襲われるから、きょうから眠気の記録をつけることにした。きょうは十六時前から十七時まで眠かった。たぶん眠っていた。眠くなるときはいつも首周辺と下腹部周辺が熱くなるが、検索してもそうした状態の変化にまつわる記事は見当たらない。眠気と体温の上昇に苛まれている。眠っているだけで済む労働と思えば楽ではあるが、給料は発生しなくていいから横になりたい。
日記210629
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