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日記210717-18

 四月末くらいから書いていた小説。この土日で九割方いいかなと思えるくらいまで詰めることができた。気は早いがなんとなく肩の荷が降りて、気兼ねなく読みたかった小説を読んだりプライムビデオで適当に表示された映画を観たりを楽しめた。選考に残るような内容ではないし、おもしろいかというとじぶんで読んでも別におもしろくはない印象があるが、出来はさておきとりあえず書いて賞に応募するのだと決めていたから、じぶんに与えた課題を達成できそうなことの安堵がある。文藝の最新号に掲載された樋口恭介氏の小説を読んだ。クレメンス・J・ゼッツの『インディゴ』を読み始めた。どちらも虚実が入り混じったフィクションで、じぶんが書いたものは虚の記述があまりにも少ないなと気づいた。まだ時間はあるから改稿するのも手だが、反省として次回に活かした方がが身の丈に合っているかもしれない。『インディゴ』に関しては難しくてよくわからないまま読んでいる。きっとこの先もよくわからないままページをめくりつづける作業になる予感がある。そういう修行みたいな読書も久しぶりだ。

カテゴリー: 日記