プライムビデオで「ちびまる子ちゃん」を観た。昔に見た「まるちゃん 南の島へ行く」という回をずっと覚えていて、たまに思い出して見返してしまう。プサディという南の島のキャラクターはこのエピソードでしか登場しないにもかかわらず、そしてこの一回のエピソードをたまたま観ただけであるはずが、まる子とプサディの別れのシーンがその後もずっと記憶にとどまり続けていることにはすなおに驚く。本で読んだ知識はすぐに忘れてしまうが、物語は、受容の態度がたとえただなんとなく眺めているだけであっても、図らずしてじぶんの一部になってしまうということはままある。
日記210812-13
カテゴリー: 日記