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日記220715

 眠かったしからだがだるかったし雨は降ってたしいいやと思って有休を取った。今月は体調不良を理由にした有休取得が多い。このままいまの勤務先からフェードアウトして、一ヶ月くらいは自宅に閉じこもって睡眠と読書を繰り返すだけのまいにちを過ごしたい。スーパーに夕食の材料を買いにいくと、サントリーの東京クラフトシリーズのビールで夏限定と書かれた見慣れないやつがあったからそれを買った。自宅でひとりで飲酒をするとすぐに眠くなるからあまり酒は買いたくないのだが、気になるものがあるとすぐに買ってしまう。商品が喚起する欲望に屈している。自宅で酒を飲むとすぐに眠くなるのはおそらく周囲の目がないために心身が弛緩しているからで、外に出ると他者の目(を内面化することで立ち上がる自らが身体に課した規律)が心身の弛緩を簡単に許さない状況をつくるからわりと平然を保っていられることも多い。むしろ日頃から周囲を恐れるあまりに過剰にこわばるからだをどうにかゆるめたくて飲酒をするくらいなのに、その緊張が強いがためにゆるめるには飲みまくるしかないというのもなかなかかなしい。たとえば職場にいるときはまったく気が休まらない。いまのところに勤めて二年くらい経つが周囲のひとをぜんぜん信用できていないし、それどころかひとを嘲笑することでコミュニケーションをする場面が散見されるから不快にすら思っている節はある。たぶん向こうからしても、空気を合わせないやつは不快であるだろう。馬が合わないことは自明であって、面倒だから勤務時間中はなるべく声を発さないようにしているし、発話の機会があいさつと電話対応だけで済む日もある。雇用契約の内容におしゃべりは含まれておらず、業務に雑談は不要であるから問題はない。とでも書けば能動的に行動しているようでもあるが、実際はその環境に発話を含めたさまざまな言動やその意識が抑圧されているだけだ。我慢を強いられる日々。そういった状況に疲れを感じるのもとうぜんで、そこに夏の暑さや連日の雨とくれば動かないことを選択したからだの判断は正しいと思う。昨晩から12時間くらい寝て、食後少し読書をしたあとにまた1時間くらい寝た。

カテゴリー: 日記