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日記210224

きのうのあたたかさがいなくなって
うらやましいと
ポケットのなかで、手が
今朝みた夢をひきずっている
コートのうえから三番目のボタンが転がった
三年前のあの日から
行き場を探す糸が
宙吊りに
観覧車のうえから呼んで
このまま担架で連れ去って

カテゴリー: 日記