インスタグラムを見ていたら、小平うどんといううどん店の写真の投稿が流れてきた。気になって調べてみると、小平といいつつ聖蹟桜ヶ丘にも分店があるとのことで、近くだし今度行ってみようかと思った。ただ、うどんだったらじぶんでつくれば安く食べられることもあって、おいしいうどんを外に食べに行きたいと思ったときはいつも外で食べるほどのものなのだろうかと思いとどまってしまうから、今回もまた、でもうどんか……とすぐに微妙な気持ちになった。千円くらい出すならもっと他のものを食べられるし、なんでわざわざ外食でうどんを選ばなくてはならないのだ。うどんでお馴染みの香川県では、三百円くらいで讃岐うどんを食べられるらしいし、お店によっては百円台で出しているところもあるようで、大阪におけるたこ焼きもそうだが、栄えているところでもないと相場と感覚が合致しないというのはどうも釈然としない。需要と供給を考えればむろん栄えているところの方が価格が安くなるというのは言わずもがなではあるのだが、ことうどんに関しては、スーパーに行けば五食三百円程度で冷凍うどんが売られているものだから、そしてその冷凍うどんがそこそこおいしいものだから、比較するのは無粋であると分かっていながら冷凍うどんとお店のうどんの価格をどうしたって比べてしまう。こんなことで貧乏性を発揮せずに、食べたいものはお金のことなど気にせずすなおに食べに行けばいいのだが、この数百円を何度か我慢すれば本を一冊買うくらいの機会収益が発生するのでは……?などと考えてしまうのが何よりの元凶ではある。『ちびまる子ちゃん』の全巻セットを買うか迷っている。
日記210817-18
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