気温があたりまえに30度を超えるようになったころからずっと体調がすぐれない。けさも目を覚ましてからからだが動く気配がなく、このまま無理に出勤してもろくに手は動くまいと思い、午前休みますと上司に連絡を入れて二度寝した。二度寝から目を覚ましてもまだからだにはだるさがのしかかっていて、終日休みにすればよかったと半端な判断を悔やみながらDiscordをみると、冷房をつけたまま寝たときの眠りの浅さに耐えられないという書き込みがある。なるほど原因はこれかもしれない。連日の暑さで体力が云々、もともとからだが細くて虚弱だからなおさら云々、と単純な言い訳を考えていたが、どちらかといえばこのだるさは冷えによるものだとするほうが納得感はある。軽くシャワーを浴びて、小豆のカイロで首肩を温めた。寝るときは冷房をつけっぱなしにしようと決めたのは、汗でベタベタする肌が不快でどうも満足に眠れなかったいつかの朝だったと思うが、冷房をつけたところで満足な眠りを得られていなかったことはなんだかショックだ。さいきんの眠気とだるさがただの睡眠不足によるものだったとはなんだか拍子抜けだ。三日くらいまえから読み始めたマーク・リラ『リベラル再生宣言』をさっき読み終えた。本を読むペースが落ちていると気づいたとき、同時に体調が下降気味であると察することが多い。体重や体温をまいにち測っているひとはその推移でからだの状態を確認しているのだろうかと思うと、本を読むペースによる健康観察はあまりに雑ではあるが、本の読めてなさを判断材料に有休を取得することが意図せずとも自身の健康問題に直結してくれるのであれば、目的と手段を見誤らずにいられるような気もする。
日記220712
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