コンテンツへスキップ →

日記250106

朝、目が覚める。まだ眠れるはずなのに、まぶたが開く。身体は横たわっているのに、意識はすでに起きてしまっている。休むことと動くことのあいだに挟まれ、どちらにも寄りきれないまま布団の中で時間が過ぎる。

外は寒い。決まった道を歩き、決まった場所へ向かう。空気は冷たく、光は硬い。倦怠感がゆっくりと積もる。喉がざらつき、身体の芯に鈍さが残る。

帰宅後、うどんを作る。鶏肉、卵、生姜、ネギ。湯気が立つ。器の上に積もる生姜の香り。温かさが広がる。静かに食べる。味がしみる。

残りのうどんは冷蔵庫に置かれる。明日の朝にはまた温められるだろう。

湯船に浸かる。湿度が増し、肌にまとわりつく温かさが広がる。水面の揺らぎ、湯気の動き。流れていくもの。静かに目を閉じる。

シャワーの音が響く。湯が落ち、流れ、消える。

布団に横たわる。部屋は暗い。目を閉じる。時間が過ぎる。明日はまた違う日になる。

カテゴリー: 日記